ムツィオ・クレメンティ

ムツィオ・クレメンティ(Muzio Clementi, 1752年1月23日 - 1832年3月10日)は、イタリアのローマに生れ、イギリスのエヴァシャム (Evesham) で没した作曲家・ピアニスト・教師・編集者・出版業者・楽器製造業者。

クレメンティの作品で一番知られていると言っても過言でないのが、このOp.36 Nr.1~Nr.6 Sonatinaである。

元々は、裕福な貴族の娘のために書かれた作品で、当初から教育的作品であった。Nr.1からNr.が増えるにしたがって、技術的に難しくなっている。このソナチネは何回も改定されたため、現代の出版社に、指使い(現在は1の指が親指であるが、当時は「十字」で表し、人差し指が「1」の指であった。)、フレーズ、臨時記号等に混乱が生じている。特に、有名なNr.1の1楽章は、音楽之友社と全音でフレーズが違う。