フェルナンド・ソル

フェルナンド・ソル(スペイン語:Fernando Sor, カタルーニャ語:Ferran Sor i Muntadesファラン・ソル・イ・ムンタデース, 1778年2月頃(洗礼日は2月14日) - 1839年7月10日)は、スペイン・バルセロナ生まれの作曲家・ギター奏者。

18歳の時、経済的理由で修道院を退院しバルセロナに戻り、フランカ群部隊に入隊する。入隊により作曲の機会と時間ができたことが幸いし、この時期、オペラ1曲とギター曲数曲を書き上げた。1797年、バルセロナで彼の初オペラ作品「カリプソ島のテレマコ(Telemaco en la isla de Calipso)」を上演。これらの音楽活動により、大尉へ昇進する。

作曲家としての才能とギタリストとしての能力はパリの芸術家たちの間で評判を呼び、ヨーロッパ中を旅して周るようになり、更なる名声を獲得。イギリスでは1815年にオペラとバレエの作曲家として知られるようになる。1823年、ロシアを訪れ、そこでツァー・ニコライ1世の戴冠式のためにバレエ曲「エルキューレとオンファリア(Hercules y Onfalia)」を作曲し上演。成功を収める。1827年、もうすでに若くないこともあり、余生をパリで送ることに決める。この隠居の時期に、傑作とされる彼の多くの作品や、1830年に出版され各国の言葉に翻訳された「ギターの方法(Metodo para guitarra)」等の教則本が作られる。