ニコロ・ヨンメッリ

ニコロ・ヨンメッリ(Niccolo Jommelli, 1714年9月10日 - 1774年8月25日は、イタリア古典派音楽の作曲家。

ヨンメッリはカンタータやオラトリオ、その他の宗教音楽も作曲しているが、彼の作品群で最も重要なのはオペラ作品、とりわけオペラ・セリアで、彼はおよそ60作を作曲し、いくつかはメタスタージオが脚本を書いている。彼は自らの作品において、当時のイタリア・オペラの典型であった歌手による派手な演技よりも、物語や脚本に重点をおく傾向があった。彼はさらに合奏曲や合唱曲なども書き、さらにはジャン=フィリップ・ラモーなどのフランスの作曲家に影響を受けて、自分の作品にバレエを導入した。彼は物語上の事件を描写する非常に優れた手段としてオーケストラ(特に管楽器)を用い、歌手の補助としてオーケストラをもちいるよりも、オーケストラのみのための節を作ることが多かった。彼はヨハン・アドルフ・ハッセから、チェンバロのみではなくオーケストラの伴奏を付けたレチタティーヴォを作ることを学んだ。ヨンメッリの行った改革は、時にクリストフ・ヴィリバルト・グルックの改革と同じくらい重要なものであると見なされている。